2016年9月第2回

十年一昔なんて事を言いますが、年を喰うとてぇっと10年前なんざぁ、ついこの間って

感覚なっちまうのでございます。ですから、思鉄面々の時間的な感覚も当然そういう

構造となっております。そこで今回の駅撮りは、新旧微妙な13年前に撮った富山駅を

アップしちゃいました。先ずは旧国消えても未だ健在だった、DC1500Vの富山港線に

経費ケチって昼間のワンマン運転の為に走らせた、気動車キハ120系でございます。

続いては戦後の高度成長期、各地の国鉄主要駅に建てられた、民衆駅の一つだった

旧JR富山駅駅舎外観。鄙びた木造駅舎の趣とは違うけれど、築50年を超えた今じゃ

立派な歴史的建造物になるはずも、北陸新幹線に押し潰されて消えっちまいました。

旧駅舎の中に入ると、お約束の駅舎に直結した1番線ホームが、自動改札なんかは

何処にも見当たらないラッチの向うに見えるのでございます。停車中の413系も今じゃ

新幹線開通で「あいの風とやま鉄道」って、訳分んないキラキラネームで北陸本線を

3セク化したとこへ、移動になっちまったのです。そしてラッチを通り5番線上り端から

直江津方面を見ると、各ホームに設置されている小荷物用エレベーター・跨線橋が、

見えるのです。地平に残っているのは、3セクの下り線だけとなっちまった、北陸本線

富山駅の一昔前の銀塩スナップを肴にまた愚痴っちまっいました。

北陸本線 富山 2003-9

Photo by 団長

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