2021年9月第3回 |
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善光寺平を走る列車は、セコハンばっかりになっちまった現在の長野電鉄が、一部を 除いてほぼ自社発注の車両だった頃、当時の長電フラッグシップ車2000系の被り付き シートに乗車して乗り鉄を楽しみました。モチロン当時の長電にゃ地下区間なっんてぇ 暗闇は無く、全区間お天道様の陽を浴びての走行でございました。なので、始発駅の 長野も古びた上屋に覆われた1面2線の地上駅、その旧長野駅を2000系が発車した 時にスナップしたのが、端の一コマでございます。いつ頃無くなったのか判んないけど、 当時の2000系はデフロスター標準装備なんで、写り込みの方はご容赦でございます。 そのデフロスター越しに旧長野駅に到着するのは、モハニ231+モハニ131開業からの 131と同型の増備車231古強者2連でございます。右端にゃ国鉄との貨物受け渡し線。
今時のデジと違って銀塩なんで、無暗矢鱈とシャッター切っうてぇっと、アッと言う間に フィルムが無くなっちゃうから、チッタァ考えて撮らなきゃならいんだけど、ゴージャスな 上屋が自慢だった、開業当時の始発駅権堂を何故か撮ってない。次に撮ってたのは、 地平時代の善光寺下駅でございました。対向の上り列車は、元定山渓の電気機関車 ED5100と共に当時の数少ない譲渡車、元信濃鉄道のデハ1→買収で大糸線省20系 →長電で鋼製の車体を新調した更新車、1100形のクハ1150形でございます。今回の 駅撮りは、柄にも無く写ってる車両の講釈なんぞしちゃったけど、合ってんのかなぁ? マニアックな突っ込が、怖いアッシなのです。 長野電鉄 長野線 上 長野 下 善光寺下 1970-11 Photo by 団長 |