2021年9月第1回 |
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今回の駅撮り探検団は、松原物故団員が残してくれた銀塩写真の蔵出しスキャンで お楽しみ頂きます。桂駅橋上化以前は、京都本線上下ホームに挟まれていた、処に 嵐山線発着用4・5線ホームがございました。その嵐山線ホームに入って来た車両は、 車体色こそモノクロでも何となくマールーンっと納得しちゃう単色なんだけど、車体の 方は如何見たって阪急らしさ0%じゃないすっか。それもその筈、この200形は現在の 京都本線系統を戦前開業した京阪の子会社新京阪が、Mc+Tcの2両編成を1本だけ 製造した車両なのでございます。この200形新京阪時代の形式が、調べても判んない のです。名車P-6の次に製造したからP-7てぇ事じゃ無かったようなのでございます。
そして、新京阪と言えば、P-6でございます。参急デ2200・阪和モヨ100・南海2001と 並ぶ、戦前の関西私鉄界を代表した名車でした。嘘か誠か幻か現か東海道本線との 並走区間では、特急燕追い抜ぬきの伝説も残っております。そのP-6ことデイ100が、 新京阪の僚友200形見ながら、亰の都は河原町に向って桂を出発していきました。 阪急 京都本線 桂 1968-3 Photo by 松原の親方 |