雪景色に佇むのは、東武鉄道−野岩鉄道−会津鉄道を経由で、浅草と会津田島を 直通運転していた、急行「南会津」。野岩鉄道が開通して初めて実現した浅草から 会津地方への直通列車でした。この野岩鉄道、遡れば、今から80年以上もムカシの
1921年(大正11年)に、今市−田島間が鉄道敷設法による敷設予定鉄道路線と なったのが始まりです。長い空白の後、1966年(昭和41年)に鉄道建設公団工事線 として着工されましたが、国鉄の路線としては結局未成線のままに終わりました。
その後、第3セクター野岩鉄道として予定線の制定から65年後の1986年(昭和61年)
長年の念願かなって開業しました。1990年(平成2年)には会津田島まで電化されて
翌年、1800系急行用車両を改造した350系車両によりこの急行「南会津」の運転が
開始されました。浅草から会津田島を結ぶ急行として活躍した「南会津」でしたが、 2005年3月、会津鉄道の快速マウントエクスプレスと東武のスペーシアが連絡列車と なったため、とうとう廃止となってしまいました。
野岩鉄道 会津田島 2004-2 Photo by カモ