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2015年6月第2回 |
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千年の都と称えられる京都、悠久の歴史溢るる街でございます。そんな京の街を走る 鉄道は、やはり専用軌道と路面を出たりのトラムラインが宜しいのです。8両・10両と 長い編成の高速鉄道は、間違っても似合わないのでございます。時勢の波に呑まれ、 75km超の路線を誇った市電を廃止してしまった今、京の街に残ったトラムラインは、 京都電燈の忘れ形見、嵐電こと京福嵐山線・北野線と大人の事情で別会社となった 叡電こと叡山電鉄しかございません。ってな勝手な思い込みでお届けする駅撮りは、 嵐電太秦広隆寺駅に到着のモボ101形なのです。専用軌道から束の間三条通に入り 広隆寺門前を通ると直ぐ専用軌道に戻る、嵐電有名撮影ポイントの最寄り駅ですが、 記憶では駅名はタダの太秦だったはずなのに、いつの間にか「広隆寺」が追加されて おりました。まあ、「業平橋」から「とうきょうスカイツリー前」なんかと比べりゃよほど 罪は無いんですけどねぇ。しかし、ホームに直結の粋な格子戸の町家の玄関、それも 藤間流の習い事の町家なんて、戦前生まれ吊り掛け駆動のモボ101にゃお似合いの 駅風景なのです。 京福嵐山本線 太秦広隆寺 2008-8 Photo by 団長 |