2013年4月第2回

ホームや踏切には同業者、線路内には黄色い帽子を被った職員さんたちに囲まれ

転線入換え中の電車は車齢80余年、車体は貫通扉新設やドア数変更等の更新こそ

受けているけれど、半鋼製の車体は昭和初期の吊掛け電車の姿を今に伝えている

上毛電鉄のお宝デハ101でございます。この日はホキを牽いてバラスト散布の工臨で

一働きして、新里駅まで戻り、バラスト積載用側線にホキを押し込めた後、大胡への

返しのスジを利用した臨時列車でもう一働きの活躍でございました。銀箱電車だって

運用廃止で大騒ぎする時代に、1928年生まれの半鋼両運の電車に乗れたり走行を

見られるって、まさにミラクルじゃございませんか。そんな貴重な産業遺産デハ101を

常に走行可能状態に保ち続ける上電の皆様の御努力には、頭が下がる思いです。

いくら感謝してもし足りないのでございます。

 上毛電鉄 新里 2009-3

Photo by 団長

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